危険なローダウン

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コンディションチェックの最中に、オーナーさまが気が付かない危険な箇所を発見することがあります。

リフトアップすると不自然なスプリングの動きにすぐ気が付きます。
ローダウンのためにカットされたスプリング。
グラグラ状態、カチャカチャ音。

走行中にショックアブソーバーから外れてもおかしくない状態でしたので、すぐにスプリングを交換し、この危険な状態を回避させていただきました。

日之出モータースでは“日帰りクイック点検コース”というサービスがあります。

有料ではありますが、リフトアップし、点検カルテを作成し、オーナーさまも一緒に点検個所や状態をご覧いただいて、必要に応じた修理箇所の提案もさせていただきます。

ぜひご利用下さい。
 

エンジンからの異音

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エンジンからの異音は、原因によって多種多様ですが、早急に対応しなければならないケースがあります。

タペット音と勘違いされるオーナーさまも多いのですが、エンジンの中央部からカタカタと音がする場合はかなり深刻なケースです。
このようなケースでは、手遅れになる前に対応が必要です。

音の違いを簡単に説明しましょう。

→タペット音の場合
冷えている時にエンジンの左右から聞こえるカタカタ音。
温まってくると若干小さくなる。
早急というわけではありませんが、クリアランス調整すれば大丈夫です。

→メタルが原因の場合
温まってくるとカタカタと軽快な音が、エンジン中央部から聞こえてくる。
こうなるとエンジンオーバーホールが必要になります。


写真1はメタルの磨耗によって傷付いてしまったクランクシャフト、写真2は剥がれてしまったメタル本体です。

これ以上、症状が進むとメタルがばらけて、取り返しのつなかないことになってしまいます。

音の微妙な違いは、日頃多くのポルシェを診ているメカニックからするとすぐにわかるのですが、症状が進むにつれて、だんだん大きくなるため、聞き比べる機会がながなければ、気がつかないことが多いものです。

たとえ年に1度のオイル交換や車検でもいいので、専門店で診てもらう事は、こういった音の発見にもつながります。
 

ファンベルトは命とり・・・!?

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ファンベルト(オルタネーター)が緩んだままの走行していると、ベルトとしての機能を果たさず、オルタネーターの発電不足→バッテリー充電不足に・・・!

緩んだまま走行すると摩擦熱でベルトが切れてしまします。


そしてベルトを抑えるプーリーまでもが写真のように異常磨耗して、使用できなくなってしまいます。

今回は、ベルトとプーリー、そして弱りきってしまったバッテリーを交換しました。

日之出では、オイル交換時のサービス点検にてベルトをチェックしていますが、距離に限らず、交換したてのベルトは"初期伸び"
により緩む可能性がありますので、走行前にチェックすることをおすすめします。

964,993ではベルトセンサーがベルト異常を教えてくれますが、このセンサー本体が破損することもありますので、定期的な点検を
おすすめします。
 

ファンベルト切れにご用心

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空冷ポルシェはエンジンを冷やすための大きなブロアファンを、ベルトによって回しております。
そのベルトはむき出しのため、危険なのは100も承知なのですが、十分に注意していても、過去にいくつかの事故が発生しております。

指や腕を擦っての怪我、ウエスを巻き込んでエンジンをロックさせてしまったり、ネクタイを巻き込まれた方もおられます。
また異物を落としてファンやプーリーを破損してしまった方も・・・。

最近このファンベルトでの事故が続いておりますので、くれぐれもご注意いただければと思います。


また、ベルト交換は簡単なようで、おさえておかないといけないコツがあります。
信頼のおけるポルシェ専門店にお任せいただくことをおすすめしておりますが、しかし出先でベルトが切れてしまうこともあるかもしれません。

そういった際に頼れるのは一般の整備工場なのですが、専用のプーリーレンチをお持ちでない場合がほとんどだと思います。

車載工具としてプーリーレンチを搭載されているか、確認しておいた方が良いかと思います。
 

デスビローターに注意

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エンジンへの点火は昔ながらのデストリビューターが使用されています。
これらの交換は簡単そうで、実はコツがいります。

先日、点検のために911のキャップを開けたところ写真のように裏側がカッターナイフで削ったようにザックリ!
同じくローターもガリガリ!

ローターがきっちり差し込まれておらず、キャップ内部を削り損傷を受けていました。



乗っていたオーナーさんは「そういえば、走行中に・・・」と少し違和感を感じていたようです。

違和感があれば、すぐにでも専門店にご相談下さい。

セルモーター破損

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セルモーターも劣化してくると、空回りしたり、ギア鳴り音がしたり、ギアが引っかかって戻りにくくなったりします。

そのままでもエンジンは始動しますが、使い続けるとセルモーターだけでなく、エンジン側のギアにもダメージを与えてしまいます。


この写真の状態までいくと、セルモーター本体はもちろん、エンジン/ミッションを降ろしてエンジン側のギアも交換の必要が出てくるため、かなりの出費となってしまいます。

エンジン始動時に違和感を感じられましたら、大事になる前に専門店にご相談下さい。

 

怠ったオイルメンテの代償

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エンジンオイルの交換は定期的に行う必要がありますが、おろそかにするととんでもない代償を受けることになります。

カムシャフトはロッカーアームと吸排気バルブに接しながら高速で回転しておりますが、その時に発生する摩擦の低減に、エンジンオイルはかかすことができません。



定期的なオイル交換を怠ったのが原因で、オイルの性能が低下したり、オイルの汚れによってオイルラインが詰まってしまうと写真のようにカムシャフトもロッカーアームも磨耗してしまいます。

こうなるとエンジンの調子が悪くなるのはもちろん、その他の部分にも悪影響を与えかねません。

日之出モータースでは、年に1回、もしくは5,000km毎の交換を推奨しております。

 

ポルシェのオナラ!?

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「エンジンの調子が悪いんです・・・」その原因は多種多様・・・
まずは点検のため入庫。

リフトに移動するその短い区間でもすぐに症状がわかる異音。
アクセルと踏むと「バスバスバス・・・」。

排気漏れ?と思いながら、リフトアップしてみるとシリンダーとヘッドの間からオイルの滲みを確認。

ヘッドカバーを開けてみると、ヘッドをとめているナットがポロリ・・・
シリンダーのスタッドボルトが折れています。



1本だけではなく、左バンクすべてのシリンダーのボルトが折れていました。

「バスバスバス・・・」は圧縮漏れの音でした。

このまま乗り続けるとピストンが溶けたり、シリンダーが歪んだり・・・

シリンダーのスタッドボルトを交換するにはエンジンを分解する必要があります。

結果、クランクケースの分解まで含めたフルオーバーホールとなりました。
もちろんシリンダーのスタッドボルトは全て交換しました。

オーバーホール後はオーナーさまから、「今までとは全く別の車になりました!」と大変喜んでいただきました。

 

993からタペット音が・・・

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ナローから964までの空冷エンジンは、バルブとロッカーアームのクリアランスを定期的に調整するメンテナンスが必要でした。(タペット調整)

しかし993からはそれが不要になりました。

これはラッシュアジャスターという機能で、オイルの圧力によって自動的にタペットクリアランスを調整するものです。



これにより、定期的恒例行事だったタペット調整の必要がなくなり、メンテナンスの簡略化が実現しました。

ところが最近、993でもカタカタとタペット音がしている車が出てきております。

写真のようにロッカーアームの先に筒状のパーツが装着されていますが、このパーツの調子が悪くなってくると、正常に機能しなくなり、カタカタと音が出だします。
そうなると交換するしかありませんが、実はこのパーツかなり高価で1ヶ13,000円くらいします。
全部交換すると12ヶ必要なので・・・ゾッとします。

ちなみに993の場合、3週間以上エンジンをかけないでいると、ラッシュアジャスター内からオイルが全て抜けて、カタカタと凄い音がします。

もしかしてエンジンが壊れているのかな?と思うくらいの音ですので、オイルが行き渡れば音は消えるため問題ありません。

しかし音が出るということはエンジンにとって良いことではありませんので、1〜2週間に一度くらいは動かしていただけることをおすすめします。
 

964/993のツインデストリビューター

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964/993のNAエンジンに採用されているツインデストリビューターですが、これは各シリンダーのスパークプラグに電気を順番に送るためのパーツです。

ちなみに現在の車はコンピューターによって電気を送っているので、このような機械的なパーツはありません。

この機械式なパーツであるデストリビューターですが、964/993のNAエンジンの場合、ツインプラグが採用されているため、6気筒エンジンにもかかわらず、12本のプラグに電気を送れるようにキャップとローターを1ヶづつ追加して、ベルトで回すツインデストリビューター方式をとっております。



ところがこのベルトが熱や経年劣化によって、切れてしまうことがあります。
そうなると、通常ツイン点火していたプラグがシングル点火となり、エンジンの調子が悪くなったり、そのまま乗り続けるとピストンが溶けてしまう可能性もあります。

このデストリビューターは、通常アッセンブリーでの交換になりますが、内部が余程傷んでいない限りは、リビルト(分解/掃除グリスアップ/ベルト交換)することも可能です。

そうすれば安価にデストリビューターのリフレッシュが可能になります。

過去に交換もしくはリビルトされた履歴が残っていないようであればおすすめします。
 
   
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