アクセルオンで息継ぎ

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89年式の930ターボ

車検での入庫ですが、アクセルを踏んでも息継ぎを起こし、ターボもかからないとのご相談を受けました。

当初はフューエルシステム(Kジェトロ)の制御に何らかの問題が発生し、燃料が濃くなってしまい、プラグがかぶりぎみになっているのだと予想しました。

そこで空気と燃料の量のつじつまが合うように、いろいろと調整してみました。

ところが一時的には良くなるのですが、いきなり調子が悪くなったり、また良くなったり…

そのうちアイドリングも安定しなくなってしまったので、フューエル系ではなく点火系を疑ってみることに…

 

 

原因として真っ先に考えられるのが、イグニションコイルに電気を送っているC.D.Iである。

早速、当店にあるテスト用のC.D.Iに交換してみると、今までの不調が嘘のように回復です。

製造から27年も経っていますので、このC.D.Iはがんばった方でしょう。

ポルシェ社からはリビルト品が供給されておりますが、かなりの高額品となるため、永井電子のM.D.Iに交換させていただくことになりました。

この永井電子のM.D.Iですが、かなりの優れ物で、高性能、高出力はもちろん安定性に優れております。

しかも、もし壊れてしまっても容易に修理が可能なため、当店ではターボはもちろんSCに関しても純正C.D.Iが壊れてしまった場合には、自信を持っておすすめしております。

 

クラッチを繋いでも動かない

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944Sがクラッチのトラブルで入庫です。

エンジンをかけ、ギアをローに入れて、クラッチを繋いでみるが全く動かない状態です。

これはクラッチディスクのラバーダンパーが破損した時に起こる症状です。

早速、リアにあるミッションを降ろし、セントラルチューブをずらして、クラッチハウジングを外し、クラッチを分解してみることにする。

やはり予想通り、クラッチディスクのラバーダンパーが破損していました。

 

 

 

このラバーダンパータイプのクラッチディスクは、10年以上も前に生産中止となり、現在は一般的なスプリングダンパータイプのクラッチディスクに変更されているため、見るのは久しぶりです。

今回はもちろん一般的なスプリングダンパータイプのクラッチディスクに交換して完了です。

最近はめっきり数の減った944Sですが、これからも長く乗っていただきたい名車です。

 

HPリニューアルしました

タブレットやスマホなどでも見れるようにしました。

セキュリティーにおいても強化したものになっております。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

ブログもできるだけ更新するように頑張ります!

 

HP管理者

足廻りのメンテナンスはおすすめ

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足廻りのリフレッシュは、オーナーさまにとって、確実に実感することのできる費用対効果の高いメンテナンスです。

「そんなに激しく走らないですよ?トロトロですよ?」と言われるユーザーさんに限って、ショック交換の後は「もっとしっかりした足廻りでも良かったですね!」とのリクエストが・・・


足廻りのメンテナンスはポルシェの走行をより安全にするためにも、ぜひ充実させたいものです。
お気軽にご相談ください。

ブレーキフルードの種類

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車検整備では必ず点検するブレーキ廻りですが、ブレーキフルードタンク内をみてメカニックがびっくり!

トロっとしたブレーキフルードのゼリーが出来上がっていました!

ブレーキフルードは、グリコール系とシリコン系の二種類があり、これらを混ぜると化学反応を起こしてゼリー状に・・・


一般的に使うDOT3やDOT4はグリコール系なので、気が付かずに混ぜても問題がない場合が多いのですが、DOT表示のないフルードや着色されているブレーキフルードは要注意です。

同じブレーキフルードを使うか、心配なら完全に抜いてから、違うオイルを入れなければなりません。

今回は徹底的に掃除(抜き取り)してから、フレッシュなブレーキフルードを入れて完了です。
 

危険なローダウン

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コンディションチェックの最中に、オーナーさまが気が付かない危険な箇所を発見することがあります。

リフトアップすると不自然なスプリングの動きにすぐ気が付きます。
ローダウンのためにカットされたスプリング。
グラグラ状態、カチャカチャ音。

走行中にショックアブソーバーから外れてもおかしくない状態でしたので、すぐにスプリングを交換し、この危険な状態を回避させていただきました。

日之出モータースでは“日帰りクイック点検コース”というサービスがあります。

有料ではありますが、リフトアップし、点検カルテを作成し、オーナーさまも一緒に点検個所や状態をご覧いただいて、必要に応じた修理箇所の提案もさせていただきます。

ぜひご利用下さい。
 

エンジンからの異音

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エンジンからの異音は、原因によって多種多様ですが、早急に対応しなければならないケースがあります。

タペット音と勘違いされるオーナーさまも多いのですが、エンジンの中央部からカタカタと音がする場合はかなり深刻なケースです。
このようなケースでは、手遅れになる前に対応が必要です。

音の違いを簡単に説明しましょう。

→タペット音の場合
冷えている時にエンジンの左右から聞こえるカタカタ音。
温まってくると若干小さくなる。
早急というわけではありませんが、クリアランス調整すれば大丈夫です。

→メタルが原因の場合
温まってくるとカタカタと軽快な音が、エンジン中央部から聞こえてくる。
こうなるとエンジンオーバーホールが必要になります。


写真1はメタルの磨耗によって傷付いてしまったクランクシャフト、写真2は剥がれてしまったメタル本体です。

これ以上、症状が進むとメタルがばらけて、取り返しのつなかないことになってしまいます。

音の微妙な違いは、日頃多くのポルシェを診ているメカニックからするとすぐにわかるのですが、症状が進むにつれて、だんだん大きくなるため、聞き比べる機会がながなければ、気がつかないことが多いものです。

たとえ年に1度のオイル交換や車検でもいいので、専門店で診てもらう事は、こういった音の発見にもつながります。
 

ファンベルトは命とり・・・!?

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ファンベルト(オルタネーター)が緩んだままの走行していると、ベルトとしての機能を果たさず、オルタネーターの発電不足→バッテリー充電不足に・・・!

緩んだまま走行すると摩擦熱でベルトが切れてしまします。


そしてベルトを抑えるプーリーまでもが写真のように異常磨耗して、使用できなくなってしまいます。

今回は、ベルトとプーリー、そして弱りきってしまったバッテリーを交換しました。

日之出では、オイル交換時のサービス点検にてベルトをチェックしていますが、距離に限らず、交換したてのベルトは"初期伸び"
により緩む可能性がありますので、走行前にチェックすることをおすすめします。

964,993ではベルトセンサーがベルト異常を教えてくれますが、このセンサー本体が破損することもありますので、定期的な点検を
おすすめします。
 

ファンベルト切れにご用心

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空冷ポルシェはエンジンを冷やすための大きなブロアファンを、ベルトによって回しております。
そのベルトはむき出しのため、危険なのは100も承知なのですが、十分に注意していても、過去にいくつかの事故が発生しております。

指や腕を擦っての怪我、ウエスを巻き込んでエンジンをロックさせてしまったり、ネクタイを巻き込まれた方もおられます。
また異物を落としてファンやプーリーを破損してしまった方も・・・。

最近このファンベルトでの事故が続いておりますので、くれぐれもご注意いただければと思います。


また、ベルト交換は簡単なようで、おさえておかないといけないコツがあります。
信頼のおけるポルシェ専門店にお任せいただくことをおすすめしておりますが、しかし出先でベルトが切れてしまうこともあるかもしれません。

そういった際に頼れるのは一般の整備工場なのですが、専用のプーリーレンチをお持ちでない場合がほとんどだと思います。

車載工具としてプーリーレンチを搭載されているか、確認しておいた方が良いかと思います。
 

デスビローターに注意

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エンジンへの点火は昔ながらのデストリビューターが使用されています。
これらの交換は簡単そうで、実はコツがいります。

先日、点検のために911のキャップを開けたところ写真のように裏側がカッターナイフで削ったようにザックリ!
同じくローターもガリガリ!

ローターがきっちり差し込まれておらず、キャップ内部を削り損傷を受けていました。



乗っていたオーナーさんは「そういえば、走行中に・・・」と少し違和感を感じていたようです。

違和感があれば、すぐにでも専門店にご相談下さい。
   
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