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911SCのインテークマニホールド

JUGEMテーマ:ポルシェ

先日、80年式911SCのオーナー様からエアフィルターケース交換のご依頼をいただきました。

交換の理由はケースの蓋を止めようとゴムバンドを引っ張った際に、ゴムバンドを引っ掛ける爪が折れてしまったからです。

 

そこでケースを取り寄せたのですが、入荷してきたケースと元々ついていたケースとを比べると、インテークパイプ取付部のサイズが異なるのです。

間違えてオーダーしてしまったと思いパーツリストを再確認したのですが間違えではないようです。

いろいろ調べてみた結果、この911SCに取付けられていたインテークパイプは911S(2.7L)用なのかもしれません。

 

ちなみにこのインテークパイプに比べると、3.0L用は外径で5mm、内径で4mmも大きくなっていることが分かりました。

この911SCはディーラー車なのですが、もしかすると当時の排ガス規制の兼ね合いでこのインテークパイプを使ったのか…?

ポルシェ社が間違えたのか…?

それとも過去の整備の手違いで交換されてしまったのか?

不思議ですが、今となっては分かりません。

 

今回のようにエアフィルターケースを交換をするような作業でないと確認することはしませんので、もしかすると他にもこの同じインテークパイプがついている車があるかもしれませんが、今回はパワーアップの期待もあり、全て3.0L用のインテークパイプに用意させていただくことにしました。

 

納車後にオーナー様から嬉しいご連絡をいただきました。

排気量がアップしたようなフィーリングでトルクが太くなり、高回転まで回すと別の車に乗っているようかのように速くなったそうです。

6気筒分で内径が24mmも大きくなった計算ですから当然の結果かもしれません。

 

   
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